大橋さくらんぼ園ブログ

こんにちは。大橋さくらんぼ園です。

気温が下がる予報が出ていたため、急遽燃焼法による霜対策を実施しました。(消防署には届け出を提出しております。)

 

 

さくらんぼは通常、発芽期には-4.4℃の時に50%の確率で凍害が起こり、寒さに弱い雌しべが死んでしまう可能性があるそうです。※表1参照

4/15

当園の畑では、夜11時時点で既に-2℃近くになり、朝方には当園畑は-5℃になっていました。

初めての作業のため準備不足もあり、またビニールハウスを掛ける作業中のため全面にビニールが貼られていないような状況ではありましたが、なんとかギリギリですが-3℃前後に抑えることができました。

 

 

4/16

昨夜も芦部市内で0℃の予測が出ていて、山の中にある当園はプラス1.2℃冷え込む予測のため二日続けての霜対策実施となりました。

4/15の結果より作業量は増えますが、燃やしている一斗缶(いっとかん)の量を増やすことでプラスの気温でキープすることができました!!

 

 

山形のほうでも遅霜の影響がでているとのことなので当園も慎重に対策していきたいと思います。

 

夜中に働いてくださるスタッフには感謝の気持ちでいっぱいです。

5月の中頃まで遅霜に当たる可能性があり、気が抜けないような状況ではありますが、スタッフ一丸となって乗り越えて、美味しいさくらんぼをお届けしできるよう精進して参りますので今後ともよろしくお願いいたします。

 

大橋さくらんぼ園

 

 

 

 

※空撮写真は国土交通大臣(東京航空局長)で夜間飛行許可承認を受けた外部委託業者による小型無人航空機で撮影されたものです。

 

※表1参照元:農水省委託プロジェクトhttps://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/seika/jyouhou/H25/kaju/H25kaju015.html