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さくらんぼの品種名に「錦」が多い理由・・・大橋さくらんぼ園

お客様からよくいただく質問の一つに、さくらんぼの品種名に「錦」という言葉がよく使われる理由が何かというものがあります。

実は、 「錦」という字は、もともと色鮮やかで豪華な絹織物を指す言葉でしたが、その美しさと煌びやかさから、特に魅力的な果物や野菜にも用いられるようになりました。
例えば、イチジクの「ドーフィン錦」やトマトの「アイコ錦」、スイカの「黒皮金時錦」といった他の農作物にも見られるように、「錦」は食物の美しさ、縁起の良さ、そして品種の特徴を際立たせるために使われています。これは日本の織物における錦の使用と同じく、特別な価値を持つものに対する称賛の表れと言えるでしょう。

さくらんぼにおいて「錦」が使われるのは、その果実の鮮やかな色合いと優れた品質を表すためです。
例えば、佐藤錦や幸福錦などは、見た目の美しさが特徴的な品種です。当園で取り扱っている「錦」を含むさくらんぼの品種は、その鮮やかな色合いや、優れた食味など、特別な特徴を持っています。地元芦別市原産の平和錦や当園オリジナルの勝錦(ほまれにしき)、桜香錦など、独自の錦系品種を含め、さくらんぼの優れた品質と美しさを象徴する名称を使用しております。これらの名前は、さくらんぼに対する私たちの情熱と誇り、そしてお客様に最高のさくらんぼを提供するという当園のコミットメントを表しています。

さくらんぼは見た目の魅力が非常に大きく、私たち大橋さくらんぼ園では、お客様に喜んでいただけるような外観だけでなく味においても優れた品種を厳選して栽培しております。園内でのお買い物やさくらんぼ狩りの際には、各品種の美しい色合いや味わいをぜひご堪能ください。

さくらんぼ狩りの様子品種の名前に錦