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さくらんぼの効用(効能・効果・栄養)

食物には体を温めるものと冷やすものがありますが、さくらんぼは体を温める作用があります。
基本的に寒いところで作られるものは体を温め、暑いところの食物は体を冷やすといわれています。

さくらんぼは膀胱炎や尿道炎をはじめとする泌尿器系疾患に効果があることで知られ、アメリカ先住民の生薬として使用されていました。中国では唐の時代から「咳止め」として使用されていました。

さくらんぼに含まれる栄養素は、糖質、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、葉酸、リン、カリウム、鉄分などで、利尿、むくみ、気管支炎の消炎、病後の回復期、疲労による食欲不振、美肌に効果があるそうです。
鉄分の含有量はくだもののトップ カロチンはりんごや桃にくらべて4~5倍。 妊娠したお母さんに良いと言われている葉酸もわりと多く含み、造血や発育に欠かせないビタミンです。

一粒に入っている栄養素量はさほど多くないものの、バランスがよく、意外に天然サプリメントとして理想的な果物です。
ただし、よく熱を出す方、喘息の方は多食しないようにご注意ください。
さくらんぼは体を温め、美肌に効果的ということなので、まさに女性の味方と言えます。
そして、食欲不振や病後の回復期にも効果があるので、お見舞いの品にも最適です。

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