Q&A

さくらんぼの保存方法について教えてください。

A、さくらんぼの保存で大切なことは“軸”がきちんと付いていること実に傷が付いていないか?それと温度です。
どれだけ新鮮でもジクがもげかかったり、傷が付いているとあまり日持ちしないので早めに食べるようにしましょう。

温度はあまり高温ではなく涼しいところが適していますが、冷蔵庫の中ほど涼しくなくても十分です。
冷蔵庫の中に入れると水滴がさくらんぼに付き、その水滴が痛みの速度を速めてしまいます。ただし早まると言っても“軸もげ”や“傷”さえ付いていなければ1週間ぐらいは大丈夫。もっと長く保存したい場合は表面に傷がないか?ジクがキチンと付いているか?を確認し、新聞紙などにくるみ涼しい所に保管すれば数週間は持ちます。
当園にさくらんぼ狩りにご来園されるお客様の中にもご自分でお摘みになったさくらんぼを新聞紙にくるみ涼しいところに保管しながら、少しずつ、1ヶ月以上も食べ続けるお客様もいらっしゃいます。
ただこれはどんな品種でも可能だと言うわけではありません。佐藤錦のような柔らかい品種ではなく南陽や月山錦などが長期保存には向いているようです。

空気にさらされると傷まないにしてもだんだんと水分が抜け干しさくらんぼになってしまうのでご注意を!
また、冷蔵庫に入れて長期間保存すると甘味が若干飛んでしまうのでお気をつけください。
また保存の際にはさくらんぼを洗わないようにお勧め致しております。洗うと実割れの原因になり、表面から水分が中に浸透し味が薄まってしまいます。
気になるようでしたら食べる分だけその都度軽く水をかける程度の洗いでOKです。(輸入物は残留農薬が心配なので、軽く水洗いをお勧め致します。)