大橋さくらんぼ園ブログ

佐藤錦の花こんにちは!皆さんお元気ですか? 今日の北海道・芦別はずっと雨が降り風もあり肌寒い日となりました。桜の花が終わり、ついにさくらんぼの真っ白な花が咲きました☆ 今年は例年より若干花の数が少なく、20年ぶりの作業となりますが、さくらんぼの花に人の手で花粉を付けて確実に受粉→実をつける為の仕事。さくらんぼは自家不和合性といって一般に自家受粉しないので、通常は異品種を2本以上植えて交配しなければなりません。これは、強い子孫を残し生き残るために、自家受粉して劣性遺伝を残さないため(動物の近親婚と同じ)だと考えられています。雌しべは1番最初に自分の樹の花粉が付くはずですが、他の種の多様な遺伝子を受けようと、同じ種の花粉は受付けないように柱頭で防御物質を作り出し、自家受粉を妨げているそうです。ですから、2品種以上の花粉を互いに交配させる必要があるのです。南陽には水門、佐藤錦にはナポレオンという相性が良い品種があるとの事です。あと2日ほどで終わりそうですが、明日も曇り時々雨の予報。。。スタッフ頑張りどころです。皆さんにとって良い週末になりますように☆