- 起源
バンは、カナダのサマーランド研究所で開発された品種で、ビング種の実生から生まれたと言われています。 - 果実の特徴
- 果皮:深い赤色から濃い赤黒色。
- 果肉:赤みがかった果肉で、しっかりした肉質。
- 味:甘みと酸味のバランスがよく、濃厚な風味。
- サイズ:中玉~大玉サイズ。
- 種がやや大きめ。
- 成熟期
- 中生種(6月下旬から7月中旬ごろ)。
- 佐藤錦よりやや遅れて収穫が可能。
- 栽培の特徴
- 自家受粉しないため、他の品種(佐藤錦やナポレオンなど)を受粉樹として植える必要があります。
- 耐寒性があり、寒冷地でも栽培可能。
- 樹勢が強く、栽培しやすい品種。
- 用途
- 色合いが濃いため、加工用としても使用されます(ジャムやお菓子)。
品種カタログ