大橋さくらんぼ園ブログ

昨日、当園の女性社員3名と、滝川・深川・砂川の果樹協会・市役所の方々、空知農業改良普及センターの方々で札幌市で視察研修会を行ってきました。

視察場所は
『北海道大学北方生物圏フィールド科学センター生物生産研究農場』
『砥山ふれあい果樹園』
『八剣山ワイナリー』
の3カ所です。

内容としては
1)小果樹の育種・栽培について
2)観光果樹園・農業体験受け入れの取り組みについて
3)果樹加工・直売所の視察

果樹園や農園は、その地域の気候や環境に合う作物・種類を見つけ出すために何年もかけて栽培したり、多くのお客様に来園して頂く為にお祭りを開催したり新聞を配布するなど、様々な工夫や取り組みをされておりました。また、どこの果樹園・農園も豊作・不作の年があり、災害時などはボランティアさんの協力を得るなどのお話しもありました。
この様に、年月をかけて地道に行っていく仕事は、波に乗るまで経費も掛かり、心身ともに強く無ければ難しいことから跡継ぎ不足でやむを得ず閉園してしまうところも多いのが事実です。

しかし、生きていく上で農業や果樹栽培は必要不可欠なことです。
少しでも多くの若者が興味を持って現在の取り組みや技術を引き継いでいって頂ければと感じております。

興味のある方は、ぜひお近くの農園や果樹園を訪れてみてはいかがでしょうか?